高温用シース熱電対 (1260℃)
特殊合金を使用した高温用シース熱電対です。
高価な白金系熱電対でしか対応できなかった、1000℃を超える高温環境下でも使用できます
シース外径 φ4.8mmの場合、最高使用温度は1260℃です。
高価な白金系熱電対でしか対応できなかった、1000℃を超える高温環境下でも使用できます
シース外径 φ4.8mmの場合、最高使用温度は1260℃です。
特長
・特殊合金のHOSKINS2300®は、高価な白金系熱電対しか選択肢のなかった1100℃以上の測定環境において、大幅なコストダウンが可能となります。
・1000度を超える環境下において、優れた耐久性と安定性を兼ね備えた製品です。
・1000℃で2000時間の試験でも酸化せず長期使用が可能です。
1250℃、2000時間加熱耐久試験後のシース外観写真
HOSKINS2300® シース外径φ8.0 |
左 SC1000H 右 SC1000N |
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金属シース材の特殊合金を使用しているため高温時、金属表面に強固な酸化被膜が生成し自己防御形合金に進化します。 結果、シース自体の高温酸化及び劣化を軽減させ、更に外部アタック物質の浸透を阻止し、エレメント自体の劣化もセーブされ安定した出力を得ることができます。 |
高温耐久試験
酸化試験
非加熱時の断面粒界写真 | 1000℃、2000時間加熱時の断面粒界写真 | ||
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HOSKINS2300® | インコネル600 | HOSKINS2300® | インコネル600 |
同条件環境下であれば從來のステンレス系シースやインコネル系シースに比べ、数倍の寿命が期待できます。 |
仕様
シース外径 | φ1.0 | φ1.6 | φ3.2 | φ4.8 | φ6.4 | φ8.0 |
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最高使用温度 | 1000℃ | 1100℃ | 1200℃ | 1260℃ | 1260℃ | 1260℃ |
(参考)ステンレス | 650℃ | 650℃ | 750℃ | 800℃ | 800℃ | 900℃ |
許容差 | ASTM E230 SP-STD / IEC-JIS1・2 |
※ヘッド付き・保護管式・耐圧防爆形など様々な形状のシース熱電対を用意しております。