マスクのフィットテストに、柴田科学 マスクフィッティングテスター
金属アーク溶接等作業について健康障害防止措置が義務付けられています
厚生労働省では「溶接ヒューム」について、労働者に神経障害等の健康障害を及ぼすおそれがあることが明らかになったことから、労働安全衛生法施行令、特定化学物質障害予防規則(特化則)等を改正し、新たに特定化学物質(管理第2類物質)として位置付け健康障害防止措置を講じる必要があると制定しました。
2023年(令和5年)4月1日からは『マスクのフィットテスト実施』が義務付けられました
呼吸用保護具(防じんマスクなど)を使用する場合、JIS T8150(呼吸用保護具の選択、使用及び保守管理方法)に定める方法またはこれと同等の方法により、呼吸用保護具(防じんマスクなど)の外側、内側それぞれの測定対象物質の濃度を測定し、要求フィットファクタを上回ってるかどうかを確認し記録しなければなりません。
※フィットファクタ・・・マスクの外側と内側の粒子濃度をそれぞれ測定し、マスク内の清浄度を示す数値です。
JIS T8150準拠 マスクのフィットテストを実施するための機器として下記2機種をラインナップしております。
・マスクフィッティングテスター MT-11D
・労研式マスクフィッティングテスター MT-05U
柴田科学 マスクフィッティングテスターシリーズのご紹介
マスクフィッティングテスターは、呼吸用保護具のフィットテスト以外でも各種モードを搭載しており、『マスクを正しく装着する』ことを確実にするための機器として広くご利用いただけます。
マスクフィッティングテスター MT-11D
- 防じんマスク等の定量的なフィットテストを行うための測定器です。
- 国際的に主流となっている凝縮核カウンタ(CNC)方式を採用し、JIS8150で定められている『標準』と『短縮』両方の定量的フィットテストに準拠している唯一の機器です。
- JIS T8150:2021の「標準」及び「短縮」の定量的フィットテストに準拠しています。
- 95モード搭載でDS2等の使い捨て式防じんマスクにも対応しています。
- 医療現場や産業現場など防じんマスク(N95マスク含む)を使用するすべてのお客様でご利用いただけます。
労研式マスクフィッティングテスター MT-05U
- MT-11Dと同じく定量的なフィットテストを行うための測定器です。
- JIS T8150:2021の「標準」の定量的フィットテストに準拠しています。
- 測定時にアルコール(純度99.5%以上)が不要で容易に取り扱えます。
- MT-11Dと比較して安価です。
MT-11D型とMT-05U型の比較
MT-11D型 | MT-05U型 | ||
---|---|---|---|
検出器の種類 | 凝縮核カウンタ (CNC) | 光散乱方式 (OPC) | |
JIS T8150定量的 フィットテスト |
標準(約9分半) | ◯ | ◯ |
短縮(約2分半) | ◯ | × | |
本体単独でのデータ保存件数 | USBメモリの容量による | デイリーチェック、フィットテスト、フィットチェックで各200件まで | |
価格(税別) | 1,340,000円 | 850,000円 |
目的別おすすめ機種
MT-11D・・・フィットテストを短縮法で実施したいお客様
MT-05U・・・安価に導入したい、アルコールを一切使いたくない、標準法でじっくり測定したいお客様